受刑者129人が胃腸炎、ノロウイルス検出…宮城
仙台市は14日、宮城刑務所(仙台市若林区)の20〜70歳代の男性受刑者129
人が嘔吐(おうと)や下痢などの症状を訴え、うち2人からノロウイルスが検出された
と発表した。
重症者はおらず、全員が快方に向かっている。
市保健医療課によると、受刑者3人が今月3日、症状を訴え、12日までに発症者が
約60人に増えたため、同刑務所が若林保健所に報告した。同刑務所は、発症者を隔
離したり室内を消毒したりしたが、その後も発症者は増えた。
いずれも感染性胃腸炎で、検査の結果、14日に2人からノロウイルスが検出された
。同刑務所は「受刑者の健康・衛生管理を徹底したい」としている。
(2010年1月14日19時51分 読売新聞)